コンシェルジュのSariです✨
こちらは、Project air space において活躍されるみなさんのことを深掘りしてみよう!というテーマでお届けするシリーズ、About Your Journey...
今回は、U-TAさんに3つの質問をしました。
air spaceグループではどんな活動をしていますか?
2009年よりカリフォルニアを舞台にプロの映画チームによって制作されたシリーズ映画の2作目から、現在制作中の8作目及びair spaceグループ内における映像の制作ディレクターをしています。
また、2018年からはそういった活動に加え、ライフスタイルの中で持つ様々な悩み解決や目標達成を目指す方へのコーチングというサポートをしています。
年齢層も様々で高校生〜60代と幅広い世代に行っています。現在では個人の方だけに留まらず、福祉関係者や企業経営者の方などを含めた30を超える様々な職種のクライアント様のコーチングを行っています。
活動を始めたきっかけは?
映画制作との出会いはとても自然な流れでした。大学卒業後、現在所属する経営コンサルティング会社に就職し、そこで広報の為の映像をメインに制作していました。
その後、現在私達が取り組んでいる映画シリーズの第1作目となるプロ映画制作チームによって制作されたメイキングビデオを担当した事がきっかけで、2作目からは本格的に制作ディレクターを担当。その後6作品制作し、現在はシリーズ第8作目の撮影に取り組んでいます。
反対に、コーチングとの出会いはとても奇跡的でした。ある時、個人事業をしている方から映像制作の依頼があり、クライアントの希望を超えるような作品を作る為に取材を徹底的に行ったのですが、今思えばかなり力が入り過ぎていたようで、まるで尋問のような取材になってしまいました。
その結果、クライアントさんのモチベーションは大きく下がり、作品作りに大きな支障をきたしてしまう事になってしまったのです。
しかし、意外な事に後日クライアントさんから「自分が何をしたいのか、振り返るキッカケになった」と驚きの言葉を頂いたのです。その日から作品制作はとても捗り、とても良い作品が出来にクライアントの方も大変喜んで頂く事が出来たのです。
後日そのクライアントさんが、大勢の前で今後の展望についてをプレゼンする機会があったのですが、何の迷いもなくスラスラと答える姿を見て、とても驚いたのを覚えています。
これはどう言う事なんだ、、、何か凄い事が起きていると感じました。
なんとその日から数日もしない内に、ちょうど読んでいた本の中でまったく同じような事例について触れているページが出てきたのです。
そこにはこの効果を起こす技術の事をコーチングというと書いてありました。
すぐにネットでコーチングのスクールを調べ、2ヶ月後には2つのスクールを掛け持ち入学し、そこからは通いながら実戦習得し、現在では企業経営者を始め様々な職種の方のコーチングを行うまでになりました。この出来事は今でも奇跡的な出会いだったと思っています。
今後の展望を教えてください。
まず、映画制作についてですが、毎日が何かつまらない、自分のやりたい事が分からない、自分の新しい可能性を見つけてみたいというような思いを持っている方に映画制作活動に参加して頂き、映画制作の魅力を広めて行きたいです。
俳優でも制作スタッフでもOK。むしろ、映画に携わるなんて想像した事もなかったし、養成学校などにも行っていないなんて方に特にお勧めです。
なぜなら私達の制作している映画は、通常の映画とはコンセプトが大きく異なるからです。
第1作目の撮影は、カリフォルニアでプロのクルーが行い、そこに関わるスタッフには有名な邦画のカメラマンもいましたし、撮影機材はハリウッドの映画制作会社のも、まだドローン撮影も出来ない時代に本物の飛行機を使った空撮なども行った本格的な作品でした。しかし、その一方で俳優は一部を除き、あえて映画出演経験のない素人の方に出て頂きました。それは俳優経験もない自分達が映画に出たら楽しいかも!という単純な発想から始まったからです。
映画出演体験は本当に楽しい物でした。体験のない事に、ドキドキと緊張しながら挑戦する。
そんな体験を一緒に乗り越えた仲間達と撮影後にバーベキュー。料理が得意な人がいれば腕の振るい、コーディネートが上手い人がいればその場所を鮮やかにし、
ギターやピアノが弾ける人がいればその場にいるみんなを心地良くさせてくれる素敵なBGMが流れ出す。得意な事がなくても大丈夫、そこにいるだけで意味がある。笑顔が苦手な人だって大丈夫。ここにいるだけで、いつの間にかほんの少しニッコリし始めているはずだから。みんなそこから新しい自分を発見していっているんです。みんなで一緒に自然とEnjoy出来る空間作りを目指す。それがこのAir Spaceのコンセプトだと私は感じています。
私達はこの貴重な体験から、映画に出演する事は自分自身を見つめ直し、新しい自分を発見する事が出来る素晴らしいツールになるという事に気付いたのです。
2作目からは、制作スタッフも出演者も全て素人での挑戦が始まりました。
今度はさらに制作する側のも行うというハードルの高い体験でしたが、毎年少しずつ進化をし続け、1年に一度のペースで制作と上映会を繰り返し、出来上がった作品はDVD化してみんなの素敵なアルバムとして手元に残っていきます。
観る映画ではなく体感する映画。
こんな素晴らしい体験を、毎日楽しくて仕方がない!
1秒でも素敵に生きてみたい!と心の奥底で願っている方に広めて行きたいです。
そして、映画の出演者側と制作側の双方を体験してきた自分は本当に様々な学びがありました。その過程を通して、コーチングは私達の映画制作と密接な関係にあるのではないかと感じたのです。映画の出演者側と制作側の双方を現場で一番長く体験してきた自分だからこそ感じるもので、自分自身を振り返る要素がとても多く含まれている私達の映画制作はコーチングそのものであるように感じたのです。
この長年培ってきた映像制作ノウハウとコーチングを組み合わせた
全く新しい人間力育成プログラムを広げて行くのが目標です。
Profile
U-TA
大学卒業後、人間力育成をベースにした企業内コミュニケーション活性化を目指す経営コンサルティング会社に10年在籍。2012年から人間力活性化開発(人間力開発)の糸口としてスタートされた長編自主制作映画を毎年1作品計6本の制作を担当。その活動は県や様々な企業の後援を付け、毎年上映会を行い多くの人々に夢を届けた。人の隠れた魅力を映像で表現する事に魅了され、さらに映像を使ったプロモーションに挑戦。制作過程の取材中に相手に問いかけを繰り返す事で、話している本人自身の考えや価値観が自然と整理されていく事に気付く。偶然にもその時読んでいた本の中で同じような事例に触れる一説に出会い、これがコーチングである事を知る。その後自分のスタイルに合うコーチングを探す中で、アドラー心理学をベースとしたコーチングに出会い、ライフスタイルの中で持つ様々な悩み解決や目標達成を目指す人々のコーチングサポートを開始。クライアントは年齢層も様々で高校生〜60代と幅広い世代に及ぶ。現在では個人の方だけに留まらず、30を超える様々な職種の方々や高級老人ホームの施設職員の方々や、企業経営者の方を中心にコーチングを行っている。2020年からは長年培ってきた映像制作ノウハウとコーチングを組み合わせた全く新しい人間力育成プログラムを広げて行くのが目標としている。
(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ取得。
コーチング実績(このような職種の方が受けています):企業経営者、会社員、起業家、俳優、脚本家、アーティスト(NY)、カメラマン、ピアニスト、大学生、高校生、チアダンサー、フラダンサー、主婦、造園業職人、小学校教員、幼稚園教諭、保育士、ウェディングドレスコーディネーター、配送業、ハイヤー運転手、介護職員、看護士(マネージャー)、施設長、税理士、保険業(ファイナンシャルプランナー)、企業経理、カーディーラー受付、コールセンター受付、美容師(店長)、セラピスト、エステティシャン、美容部員、レディースアパレル店長。メンズアパレル店長、イベントプランナー etc.
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